家具向けサービス
家具業界の動向
国内家具市場は、コロナ禍において内向き需要の拡大によるインテリアの買い替え、さらにはリモートワーク推進により在宅ビジネス家具の需要が高まり、EC化率は2022年度には30%(※)に迫る勢いまで伸びました。近年では、オフィス回帰や観光需要が戻ってきたことにより、BtoBニーズが復活しさらなる成長が期待できます。
また、デジタル技術を活用したARやアプリによって、家具の配置シミュレーションやコーディネートが試せ、ECで買い物しやすい環境になってきました。ECでは、家具のみではなく、雑貨などインテリア関連の周辺ニーズも捉えた商品展開がされています。
(※)経済産業省 商務情報政策局 情報経済課,”令和4年度電子商取引に関する市場調査”,経済産業省,2023,https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/statistics/outlook/230831_new_hokokusho.pdf,(参照 2024-01-19)
家具物流の課題とは?
物流面では、他業界等と比べ商材のサイズが大きく保管スペースを要し、結果的に保管コストが増大します。そのため、いかに適正在庫を保ち効率よくスペースを回転させることが重要となります。
また、インテリア関連では、大型家具以外に小型の組み立て家具や小型家電、雑貨類など、さまざまな特性を持つ商品も取り扱う必要があります。物の特性が異なれば、保管方法・保管条件も変わり、必要になる流通加工などの工程も違います。特性にあわせた保管方法やピッキング、出荷方法、配送の使い分けによって、効率的な物流を目指す必要があります。
配送面では、大型家具や高級家具の場合、基本的に2名(ツーマン)配送となります。都市部を中心に3名(スリーマン)配送となる場合があり、配送コストが宅配に比べ増大します。また、狭小住宅やマンション、道幅が狭い都会の立地などへ家具を搬入する際は、搬入経路の確認が必要となり、時にはクレーン吊りでの搬入が必要となるケースもあります。
一方で、小型の商品はコストをかけない配送にするなど、商材により適正な配送方法を使い分ける必要があります。
こんな課題はありませんか?
- 繁忙期に出荷が集中しているが、閑散期は倉庫が空いてしまっている
- ホテルや商業施設・オフィスなどへの搬入を安価に行いたい
- 大型、高級家具と組み立て家具で配送を使い分けたい
- 独自の家具配送ルートを構築したい、共同配送をしてほしい
- ライフスタイル関連商品として、食品や化粧品など管理方法が異なる商品も取り扱いたい
- 家具ショールームも兼ねた物流倉庫を実現したい
- 輸入家具のフォワーディングから国内保管・輸送まで任せたい
SBSの家具ソリューション
このように多岐にわたる家具業界の物流課題に対して、SBSグループは家具向けワンストップサービスとして包括支援することで、事業の拡大と事業リスクの低減に寄与していきます。
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POINT 1
波動対応
大規模共同センター型であるため、引っ越し時期などの急な波動も吸収できる
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POINT 2
家具配送サービス
他業種との共同物流化などコスト効率化や2マン配送にも対応
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POINT 3
組み立て/設置サービス
ご要望に応じて面倒な組み立てや設置・確認までを実施
家電のキッティングも対応(事前) -
POINT 4
フォワーディングとその周辺業務
海外輸入品の国内向けの検品、輸入開始時の手続きのサポートまで
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POINT 5
専用倉庫対応
ご要望にあわせた専用倉庫対応で、ショールームを兼ねた倉庫を実現
家具EC&物流の”攻め”の一手を支援するために。
SBSグループは、従来より、BtoB・BtoC物流のノウハウに加え、ラストワンマイルのネットワークなどを有しています。
ITとLT(ロジスティクステクノロジー)を活用×SBSグループのリソースを掛け合わせることでより効率的に高いサービスレベルの物流を実現していきます。
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